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~2006.9.30~ 私の運命

さて、先日の多忙さに加え、今日は月末。
引き続き、忙しさに追われた。

忙しい の 忙 の字は、
心を亡くすと書く。。。

忙しいと言うのがいけないとは思わないけれど、
心を見失わないように、
しっかりと地に足をつけてがんばらないといけない、、、
改めて感じました。

私は余裕がなくなっていたようです。

しかし、この多忙が起こる原因として
自分自身、新しい分野や、さらにレベルアップを考えて、
今まで避けてきた課題にも取り組むようになったことがあげられます。
そして、そのおかげで一つ、新しい発見をしました。

それは、私の運命というものについて。

20歳になるまで、完全に籠の鳥として育った私は、世間を全くわかっていなかった。
でも、そのかわりに、人と比べて華やかな人生。

20歳以降も、そこそこ恵まれた環境の中にいました。
ブライダルコンサルタントの時代です。

あえてそこにピリオドを打ったのは、
「これではいけない」
という自分の強い思いがあったから。

そうして、ゼロに戻って、甘えたじぶんを断ち切りたくて、迷った20代後半でした。
時には自暴自棄になり、
人には話したくない程にクサってしまった時もあったし、
家族も敵にまわしてしまった時代は、とても孤独でした。

そうやって自分の人生を、自分でプロデュースし直して、今の基盤を築いてきたのです。

その後、すったもんだありながら、今日まできましたが、
私には、ブライダルの仕事の時代も、キャリアアドバイザーになってからも今ひとつ、
チャンスに恵まれない、という欠点がありました。

巡り合わせ、歯車がうまくかみ合わないのです。

もがいても、もがいても、なんともならず。
自分に金運がないかも、と感じる事もしばしば。

でも、気づきました。

今はまだその時ではないのです。それが運命。

よくよく考えると、私の人生、この10年は、
-激動ー
という言葉がふさわしいかもしれません。

そして、この10年で、私は必要なものを順番に身につけて来ている事も感じずにはいられません。

「このままではいけないと思い迷い、そして決心した27歳」
「何もかもなくなった28歳」
「生まれ変わった29歳」
「人生に希望を持った30歳」
「がむしゃらに生きた31歳」
「人を信じられるようになった32歳」
「面白いほど楽しかった33歳」
「逆に精神力で頑張った34歳」
「自分を信じられるようになった35歳」
「本当の成長をしなければならない今、36歳」

常に、私の中で大きな変化があった。

そして、足りないものを一つずつ、手にしてきた。

そうして、自分の真の意味での成長を遂げた時、おそらく次にやってくるのが、
私の歯車がかみ合う時期なのではないかしら。

金運のある人は、仕事をしても、宝くじを買っても、道を歩いているだけでも、
お金が入ってくる。
信じられないような話だけれど、私は現実にそういう人達を沢山見てきた。

備わっている人には、きちんと備わっている。

だから、今、どれだけ私が、もっと金運をよくしようと画策しても、おそらく無理。
備わっていないからです。

自分はまだ成長過程なんです。

この一年、自分自身の土台を改めて構築する時期に来たのだと思います。
忙しさの中で見つけなければならない『何か』がきっとあるのだと思います。

私の運命を握るその『何か』探し。
またまた新しい課題で、想像がつきません。

でも、その『何か』を見つけた時、
自分の歯車が順調にかみ合って回りだすかもしれないという予感・・・。

基本はポジティブな私。
自分の花が2-3年後に開くと信じきっています。


~2006.9.23~ 愛

さて、昨日、ちょっと前まで一緒に仕事をしていて辞めた後輩が
会社を訪ねてきました。

そして、数人で食事 をしたのですが・・・。

そんな中で、こんな話が出ました。

「どうしたら好きな人に振り向いてもらえるか。」

相手が振り向いてくれない、
振り向いてほしい。
若い頃には、みんな同じような悩みを持った事でしょう。

あの人はきれい、
あの人は仕事ができる、
あの人は・・・
なのに、私ときたら。。。

でも、この歳になって、人というのは、
そういったビジュアルだけで人を見ているのではないという事を
ようやく理解できるようになりました。

むしろ、一生懸命な生き様や、
その人の芯の部分に共鳴して、惹かれるものなのですよね。

その為に、一生懸命自分を磨くんだという事をつくづく感じています。

磨くというのは、何も自己啓発や、美容的なものではなく、
生きる事を極めることかな。

どんな苦境に立たされても、
惨めな姿になっても、
立ち上がり、這い上がり、前に進む姿。
生命を持つ動物は、希望に向かってすすむ陽 のエネルギーに
感動するのではないかしら。
感動が、心を突き動かすってことではないかしら?

それに、
「好きになって」って相手に求めるばかりでは、
それは愛ではないですね。
好きになってではなく、「あなたが好き」でいいではありませんか。

でも、昔の私は
「あなたが好き」
となかなか思えない人だった。
なぜかというと、自分を大切にできなかったから。

私は、自分が嫌いで嫌いで仕方なかった。
下手すると、存在そのものも否定したいほど、自分が憎らしくて仕方なかった。

私はコンプレックスの塊のような人でした。
そのままではいけないと、模索し、苦しんだ若い頃。
ようやく自分なりに自分を愛せるようになったのは、30歳からだと思う。

だから、私の人生は30歳から大きく変わりました。

自分自身を見つめなおし、人と正面からぶつかる努力をするようになった。
人を許すことも知った。

そうすることで、自分自身を愛しく思えるようになり、
他人を愛しいと思えるようになった。

不器用だから苦労もするし、しょっちゅう人ともぶつかるし、
泣いて、怒って、笑って、大騒ぎしたと思ったら沈んで、
と、もう無茶苦茶ではあるのだけれど、
私は、今、人生の中で、最も無邪気な生き方をしている。

そうするうちに、愛というものは、無償なんだという事を学んだ気がします。
いえ、教えられたという言葉が適切かもしれません。

私のこんな生き様を、まっすぐに見てくれている人がいる。
その思いは、無償。
とても嬉しいこと。
だからこそ、もっともっと、自分を大切に生きなければいけない。
その愛にこたえる為に、また、一生懸命、生きる。

愛というのは、たくさんあります。
恋人、家族、友人、自己、
極論は人類(スケールでかすぎて、まだよくわかりませんけど。笑)

どの愛にこたえるにも、まずは全て生きる事からはじまる。

生きる事が愛することの第一歩。
だから生きられる事に感謝して、
明日も、あさっても、ずっとずっと希望に向かっていきたいと思いました。

久しぶりにこんな事を考えてしまったけれど、若い子と話したおかげですね。
充実した夜でした。

撮影とブライダルフェアとの仕事が入り、本日は多忙な一日でした。

ブライダルフェアというと、チャペル見学や会場のセッティング、装花等があり、
うちでは、衣裳を展示致しました。
いつもの展示に合わせて、今日は新しい趣向でドレスを御覧頂きました。

QRコードを読み取ると、
「本日のみの限定配信」で、
展示ドレスの詳細情報を見ることができるというものです。

素材や、デザインのポイントなど、モバイルで御覧頂くのも面白いですよね!

いつも同じことばかりではマンネリになってしまいますから、
今後も新しい試みで、皆さんに楽しんで頂けるように工夫しなくては・・・。
次回は何を、と考えると若干プレッシャーもありますが、私も楽しんでます。笑

人に楽しんでもらうには、自分自身が楽しまなくては。絵文字

~2006.9.17~ 見立て

帰り道。

ついつい洋服屋さんに入ってしまいました。。。

久々のウインドゥショッピング、、、のつもりが、

あぁぁ、買ってしまいました。
ちょっと冒険のワンピース☆

だって気に入ってしまったのですもん。

こうなると、合わせのジャケットも欲しくなり、
いつもの、お気に入りのお店へ。

ここで買った服は、
いつも褒められるので、とても気に入っているのです。

個人店なのですが、いいもの置いてるんですよ。

で、お店の方は、とても陽気で接客上手。
そして、見立てがうまい!

今回も、見事なコーディネイトで、私を虜にしてしまいました。笑

最初にそのジャケットを出された時、実は気に入らなくて、
「それはちょっと、地味じゃない? 」
と言いました。
すると、
『いや、絶対大丈夫。』
と言うんです。
「じゃあ、はおるだけ。」

はおってビックリ!!!

お見事。
他のものを見る必要がなくなりました。

今年のトレンドも、私のキャラクターも、
今持っているものとのコーディネイトも(いつもここで買ってますから。)
シルエットも完璧。

スカートは少し大きいのですが、私は日によってサイズが変わるので、
一応、上下でそろえておき、
別で、パンツのコーディネイトでも合わせられるように、
一通りのセットにして買いました。

とにかく、こういう見立てができるアドバイザーが、今は減っています。
ある商品を上手に伝えて売ることはできるけれど、
「あなたにはコレ。」
という提案ができるお店はほとんどない。

これはプロの仕事。
固定客をつくる究極のワザです。

いい仕事してますねぇ。

そういえば、父の仕事で、
この " 見立て " で感動したことがあります。

私の父は呉服店育ちで、
その関連で、やはり婚礼衣装や和装を取り扱うお店をやってます。
(私が最初にブライダルの業界に入ったのもそれがきっかけです。)

ある日、物静かな女性が、和装を見にご来店されたのですが、
どうしても、あれこれ見ていても、ピンと来ていないご様子。

でも、何もおっしゃらないで、
ただ黙って、スタッフの言うままにあれこれ着てみる。

でも、やっぱりピンと来ない。

その様子を見た父が、棚から一着の着物を取り出し、
「こちらもよかったら。」
と差し出したのです。

その方は、次に父から出された着物をはおりました。

その瞬間、彼女の顔がぱあっと明るくなり、
『これです。こういうのが着たかった!』 

度肝を抜かれました。

どっちかというと、無骨で女心もわからないんでは?なんて思う父が、
様々な女性の見立てでは納得いかない、
そんな女性のハートをぎゅっとつかんじゃった?!

迷うことなく、その方は、
『 これ、お願いします。』
とおっしゃりました。

父のその仕事を見て、私は感動しました。
だから私は、父を尊敬しています。
親としてはもちろんですが、
プロの仕事をする一人の仕事人として、尊敬しているんです。

" 見立て "

これは、何年程度では身につかないのだそうです。

許すという魔法

2018年10月14日
仕事をしていても、友人と付き合っていても、
家族と時間を共にしていても、
腹立たしいこと、納得いかないこと、沢山ありますね。

で、時々思うわけです。
「あったま来た!もう許さん。」

私も度々思いますよ・・・笑。

でも、実際に許さないという考え及び行動は、
とてもとても、疲れるものです。
小さなことが気になり、思い出して腹を立て
次の大切なコミュニケーションのチャンスを失い
挙句の果て、自分がストレスで不安定になり、
仕事がうまく行かなくなったり、関係ないところで人ともめたり
体調まで崩してしまったりして。(・_・;)

これではいけません。
すぐでなくてもいいので、
冷静に判断できるようになったら、まず相手を許す作業をしてみましょう。

他人と自分は違う、つまり考えも行動もすべて違う。
日頃の積み重ねが今の問題を作っている。
相手に依存しているから、腹が立つ。


許すことで、相手を理解でき、
自分の至らなかった部分や、問題を作り出す環境に気づき、
相手への依存をやめる。

そのかわり、関わりたくない、無視でもしたかったところを
真逆に行動する。(つきまとうのではありませんよ!!)

単純に声掛けです。

おはよう。(こんにちは。こんばんは。)

元気?

大丈夫?

ありがとう。

無理しないでね。

お疲れ様。

ご苦労様。

困ったことはない?

ただいま。

おかえり。

おやすみなさい。

また明日ね。

気を付けてね。

これだけの言葉を大きな声で元気よく、顔を見て、伝えてみてください。

自然と相手を許せてしまうんではないかな?
そして、言われた相手は面食らってしまうでしょうね。
でも、きっと小さな声でも返事をくれると思いますよ。

1回、2回だめでも、続けていくことが大切。

それ以上深入りする必要も、相手に気に入られる必要もありません。
絶大な効果です。
ぜひ、お試しあれ!

人は難しい

2018年10月05日
人は難しい。

人と何のわだかまりもなくやっていければいいのですが、
自分がそうでも、相手がそうでなかったり、
逆に相手はそんなつもりじゃないかもしれないけれど、
「仕事の姿勢」「性格」などが上手く合わないなど、結構悩みは尽きないものです。

こんな時も、相手に対して無関心でいられればトラブルも少なくすみますが、
仕事などですと、どうしても関わらなければならなくなってしまう。

相手もきっと似たようなこと、感じてるんでしょうね・・・。

先日まで書いていた家族はもちろんですが、家族だけでなく、
他人の場合にも、自立(自律)した自分をシッカリ持っていないと、いちいちイラついてしまいます。

常に自分をしっかり持つのは、人と関わる為の最大の課題です。

ましてや、経営者やマネージメント層の方においてはこれは顕著です。
孤独な管理職が増えています。
自分を律することで、何かが見えてくるかもしれません。

今年もあと3ヶ月!

2018年10月02日
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本格的に秋になってきました。
私にとって、秋はとても忙しい時期です。

実家の商売はブライダルシーズンで、当然、忙しい季節。

10月9・10日は秋の高山祭(天気が良ければ撮影に出たいと思います)。

家族のサポート(育児や介護)も必要です。

そして、毎年のようにやってくる資格更新の時期。

霜がおりる前に、庭の手入れもしなければなりません。

家の家具や電化製品等の寿命で買い替えもあるのですが、
如何せん田舎なので、
金沢や富山、松本、名古屋などまで日帰りで購入に走ったりもしています。笑

そして・・・春に宣言した「年末までにやること」が、まだ出来ていない!!

年末にむかって忙しくなるのに、体力は年のせいか、段々なくなってきている。
無理が効かないのが、情けない。
30代の前半までは3日くらい寝なくても平気だったのに・・・。
でも、これが生きているということでしょう。
徐々に老いを感じることで、
残された時間をどう生きていくのか考えてしまいます。

今年4分の3が終わりました。
残り3ヶ月。
さあ、どこまで頑張れるか?
自分に喝を入れて、さあ、スパートです。