悲しいニュースが入ってきました。
あのゴルゴ13のさいとう・たかを先生がお亡くなりになりました。
14年前、神保町の喫茶店で一度だけ、先生にお会いしたことがあります。
その時は、嬉しくて興奮してしまったのを覚えています。~~~
~~~当時のブログ原文抜粋
キャリアデザイナーのカウンセリング日記 stage3
仕事にインターネットなんかいらない? 2007.11.14 より
今日のランチタイムの事。
以前から気になっていたお店に入りました。
店内はカウンターのみなのですが、
気さくなおばさんが二人で切り盛りしていました。
奥にゴルゴ13の色紙が飾ってあり、
後輩の子に「あれ、ゴルゴだね。」
と話していると、お店のおばさんが、
「そこに先生、座っているじゃない・・・。」 と。
えっ???
そこにニコニコして、お食事中の
さいとうたかを先生がいたのです。
「ええーっ??」
驚いてしまいました。
言葉を交わしたのは二言三言でしたが、
やさしい感じのオジサンというか、
穏やかな紳士的な方でした。
ちょっと興奮した私だったのでしたー。
さて、今日は、オススメの本についてです。
最近はメール・・・~~~
~~~とまあ、後は別の内容に入っていくのですが。
ゴルゴの作風からは想像もつかない、にこにこした優しい紳士でした。
カウンターが、そのお店での先生の指定席のような、とうかがいました。
ランチをとって、珈琲と煙草で一息ついて。
カウンター横のイラストもきっと、あの席で描いたに違いない・・・。
今回の訃報を聞いて、
ファンとしては、ここでゴルゴ13もおしまいか、と思ったのですが、
事務所からは「継続」との発表があり、ほっとしました。
そして逆に、どのように継続されるのかが気になりました。
ここでもう一つ、さいとう先生の凄いところを知ることに。
自分がいなくなっても、皆で続けられるようにと、
制作集団の再構築を実現したというではありませんか。
すごい計画性だと思いませんか?
まさに「デューク・東郷」の
異常な(うまく表現できなくてすみません。すごいってこと。)までの
計算やプランニングは、
さいとう先生のこの計画性から生まれたものだったんでしょうね・・・。
経営者として、漫画家として、素晴らしいプロフェッショナル。
最期までゴルゴ13の生みの親としての責任を全うされた先生に、
尊敬の念を抱きます。
ご冥福をお祈りいたします。
素敵な作品と思い出をありがとうございました。