(全ての会社がそうだという話ではありません。政権批判でもありません。)
一日も早く、コロナの悩みから解放されたいものだ。
なんだかんだ仕事はあるけれど、売上が減少しているので、
状況はよろしくない。
世の中、皆さんも本当に苦しんでいらっしゃると思う。
対策は「自分たち」でするしかなく、
空気清浄、アルコールやパーテーション、マスクに自粛生活、と、
良かれと思うことはとことんやってきた。
ワクチンは年内にはなんとか打てそうにはなってきたが、
徹底した対策ありきと思う。
そうしなければ撲滅はできないだろうし、
恐らく撲滅には四半世紀ぐらいはかかってしまうのだろう。
今後も新しいウイルスが出る度に、こんな動きではどうしようもできない。
さらにいえば、国民のほとんどが努力していても、
一部の「自由行動」重視の人達は問題だ。
街に出て、路上飲みなどをしている人は勿論のこと、
蔓延防止や緊急事態宣言と言われても、休業しないお店なども考えなければならない。
会社がやっていけない、それはわかるし、
対策をきちんとしての制度への反発は致し方ない…のかもしれない。
でも、そう言って開き直りを見せたお店等で目に付くのは、
アルコールを置いた程度で対策完了とし、
パーテーションも換気も、ソーシャルディスタンスもできていないところがあること。
ほとんどの会社は、真剣に設備投資や対策に取り組んでいる。
体温計測、アルコール、換気、空気清浄機、人数制限。
それでも、売上は例年の半分にも満たない。
なのに、それらに真面目に取り組んでもいない会社や店が、
「もう、潰れそうだから、営業します!」
って、オイオイ…
まずやらなければならない事やって、それで言ってほしいってこと。
それに対する調査や罰則も、本当に遅れている。
どっちもどっちだが、真面目に取り組んでいる方からしたら、たまりませんよ。
自分たちの行動を棚に上げて、政治に文句を言う。
それは、儲からないから「援助して」「儲かるようにして」というように聞こえる。
以前、民主党が政権を握ったとき、海江田万里氏の講習会に出たことがある。
彼は経済に強いということもあり、会社の経営者が多く参加した。
そのとき、「もっと儲かるような政策を作ってくれ」という意見が多数出て、
日本の経営者のレベルの劣化にドン引きしたのを思い出す。
まず、できることをすべきである。
コロナの政策に反発するのであれば、やってからだ。
冒頭にも申し上げているが、
全ての会社がそうなのではなく、一部そういう会社があるということ。
皆が思っていることを代弁したい。
政治も、もう少し効率良く、そして専門家の意見に耳を傾けて、
皆が公平になるようにしてほしいもの。
納税額や決算書等から判断すれば、公平な対策はできるはず。
ちなみに私が関わっている仕事の一つは、結婚産業。
飲食店であれば、補助が一日毎つくのだが、
飲食店ではないので、違う補助が出た際のみの申請になる。
正直、結婚式が無くなるもしくは無期延期、複数回の日程変更、規模縮小。
影響出まくり・・・。
血のにじむような努力をして、
かろうじて従業員を路頭に迷わせないようにしているのが現状だ。
そして、今後のことを考え、あの手この手を打ち続けるしかない。
皆が救われるのはいつになるのだろうか。
正直者がバカを見る時代ではあるけれど、
だけどここはひとつ、自分は正直ものであるべきだと思う。
そうしないと、次にまた新しいウイルスとか出てきても、
まだコロナと闘ってたりして、
次々とドツボにはまってしまいそうな気がしてならないわけで…。