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~2008.5.18~ 目的は何?

派遣という雇用形態が推奨され、今に至る日本。
しかしながら、今、派遣社員の方々の
転職事情はとても厳しいのが現実です。

理由は何故なのでしょうか。

「派遣社員だと、
大切な仕事を任せてもらってないのではないか。」

といった偏見も企業サイドにあるのは否めません。
そういった言葉が出てくること自体、その企業が
派遣社員と正社員を区別している現状がある可能性が
非常に高いですが・・・。
企業の意識改革も大切です。
雇用形態に関係なく、
能力の高い方は多数いらっしゃるのですから。

しかし、もう一つ、大きな問題として考えられるのが、
転職への目的意識です。

お会いする方には、どなたにも、
なぜ転職したいのか、という質問をします。
すると、派遣社員だった方の8割位の方がこう答えます。

「そろそろ正社員になりたいから。」

とある大手企業において、
以前こんなNG理由が多かったのが印象的でした。
「うちは、就業目的の方がほしいのではありません。
弊社でこんなことをしたい、とか、
こういう事で貢献できる場を探しているとか、
そういう方で、
うちのビジョンに共感してもらえる方がほしいのです。」

まさに、ここです。

正社員として働くことが目的となっているうちは、
内定はなかなかとりづらいのが現実。
自分が今まで身につけたものはどんなもので、
自分はこれから、どういったスキルを磨いて、
どのように貢献していきたいと考えているのか。
もう一度、転職動機を見なおしてみましょう。

また、正社員の方でも、ブランドのみにひかれて、
「大手で東証一部上場の安定企業で働きたい。」
といった理由で応募をされる方も多いですね。
これも同様です。

先日TVで、
公務員試験に落ち、一般の会社に就職したという、
若手社員のドキュメントをやっていましたが、
「なぜ公務員になりたいの?」
という質問に対し、
「安定しているから。将来が安心でしょ。」
と回答していました。

その番組にでていた公務員の方が、
「安定を求めてくる新人など、採用する気はない。」
と断言していました。

夢を持ち、目標を掲げていかなければ、
どんなに素晴らしい学歴や経歴でも、
どんなに性格が良くとも、
内定を勝ち取る事はできないのです。

できれば安定はしていた方がいい。
それは勿論のことですが、
正社員で、
いい企業にはいる事を最大の目的にするのではなく、
まずは、自分が企業でどう貢献できるのか、
どんなことがしたいのか、
という視点で転職を考えてみましょう。


~2008.5.24~ 壁を乗り超えろ!

私の大好きなドラマの中で、恋する相手に主人公が言われた言葉が
とても心に残っている。

あなたには、越えなければならない人の壁がある。

職場で人とのコミュニケーションに悩んでいる人は本当に多い。
この仕事をしていて、つくづく感じる。

そしてまた自分も、コミュニケーションが下手で
苦労してきたタイプでもある。

そんな私が人材ビジネスという世界に入り、
ますます人への理解に苦しんだのは言うまでもない。

皆、それぞれの思いや生き様があり、
それを理解するのは簡単ではないし、
コミュニケーションがとれたと思っていても、
実は全くとれていなかったんだ、という事も多い。
とにかく、人は人。
完全に理解することなどできないし、
だからこそ、人との課題は、永遠のテーマなのです。

人の壁を越える、というと、誤解されそうですが、
人をコントロールすることや、
人に負けないという事ではありません。

人として自分自身が大きくなり、
人としてのフィールドの壁を越えるという事です。

そうすると、また一つ、人としてのレベルがあがり、
次の壁が見えてくる。
完璧な実現は永遠に不可。

でも、少しでもそれを実現する為に、
試行錯誤し続ける・・・。
苦労のない、人間力などない。
もっともっと魅力的になる為にも、
壁を乗り越え、
より強く、美しい人になっていきたいものです。

~2008.3.2~ 全て意味がある

この歳になって思う事。
それは、起こる出来事ひとつひとつに、
そして出会う人、一人一人に
必ず意味があるという事。

意味のない事は起こらない。

必ず、何か意味があるのです。

人はその意味を理解し、乗り越えて、
成長していくのです。

リアルタイムにわかるものもあれば、
時間が経過してから、というものも多々あります。

そのときすぐに答えが出なくてもいい。
きちんと心に刻んでおきさえすれば・・・。
何十年もしてからやっと、
言われた事や事件の意味を理解する事ができる場合もあるのです。

だから、壁にぶつかった時、問題に直面した時、
逃げてはいけないものだと感じます。
自分の精一杯、その時の精一杯をこなすのです。

「あ、あの時のアレは、こういう事だったのか・・・。」

また一つ、気づき、成長している自分が、そこにいるのです。

その時は辛いだけでも、
今では、そんな出来事もあってよかったなと感じるわけで・・・。
ストレスを与えた人にまで、感謝するようになるのです。笑
こうして、気づけば気づくほど、
人という存在の温かさ、大切さを身にしみるのです。

人間を好きになること、
それが成長の第一歩です。

~2002.2.2~ レベルをあげよう

皆さんは、自分自身のレベルをどのように評価しますか?

「自分は完璧」

と思う人はまず、ほぼいないといってもいいでしょう。
でも、

「欠点はあるけど、かなりの線でいい感じ・・・。」

と思っている人はけっこう多いものです。

しかしながら、
自分の力を認められず、正当な評価を求めて転職する人がやまない現実。

「なぜ正当に評価されないのか」

その時によく出てくるのは、
「世渡りがうまくないから」という言葉。

ああ、私もそうだし、あの人もそんな事いってたし・・・。
なんて思いません?

でも、確かに世渡りはある種の実力ではあります。
世渡りが上手ならば、出世力の半分の力は持っていると言っていい。
どうしたら世渡り力なんてつけられるのでしょうか。

まずは、人を巻き込むための力をつけるべきです。

自分自身が勉強し、苦労し、人間力をあげ、
人としてレベルアップする以外にはないのです。

人は尊敬する人の言う事は聞きます。
実力のある人には逆らいません。
レベルの高い人にをバカにするなんて事は絶対にない。

だから、自分自身のレベルをあげるのです。

発言は多くなくて良い。
大切な場で、大切なことを確実に伝え、
存在感を示すこと、
これができる人が真の実力者。

その為に、学ぶのです。

小手先のとってつけた知識など、なんの役にも立たない事を証明すれば良いのです。

自己評価している暇なんてありません。
レベルを上げましょう。
追う身ではなく、追われる身になりましょう。。。