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キャリアデザイナーのカウンセリング日記 より / 面接に必要なのは?

~2008.2.16~ 面接に必要なのは?

昨日お会いした方は、とてもプレゼンの上手な方でした。

金融業界や営業出身の方は、
プレゼンがお上手というのは以前から感じていたのですが、本当に上手いんです。

お会いしてから約1時間、
まったくといっていい程、つまる事なく、見事な説明をして下さりました。

しかし、これは問題です。
カウンセラーとしては、黙って見過ごす事はできません・・・。

面接はプレゼンの場ではないからです。

ある意味で自分を売り込む事ですから、
プレゼンは必要ですが、
「相手が聞きたい事」
を確認せず、経歴書の内容を延々と語っていては、コミュニケーションは成り立ちません。

人事の方もご多忙です。
我々のようなカウンセラーでなければ、ずっと黙って耳を傾けたりできません。
集中力も切れるというものです。

面接というのは、お互いを理解しあう場だという考え方のもと、
向かわなければならないのです。

もちろん、企業によって圧迫面接や、コミュニケーション重視の面接や、
集団面接など、スタイルは多様です。

その場に応じて、いかに自分の印象を残すことができるか、
相手を思いやる協調性が見えるか、
そこにスキルが加わってこそ、
面接の通過という結果を得ることができるのです。

さあ、これは思い当たる方、
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?