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キャリアデザイナーのカウンセリング日記 より / 転職後

~2006.9.8~ 転職後

さて、最近昔の求職者の皆様から、
色々とご連絡を頂くというお話をさせて頂きましたが、
入社後の皆さんのご様子、
実はものすごーく、心配しています。

ご自身の近況をお知らせいただく方もあれば、
営業に行って、企業の方から
「頑張っていらっしゃいますよ。」
というお話をうかがう方もあります。

もちろん逆もあって、ギャップや環境に馴染めずに悩まれて、
退職してしまわれる方もいらっしゃいます。

そのとき、ご一報いただければ、
フォローできますし、
なんとかサポートさせていただいております。

とにかく、元気で楽しくやっていらっしゃるか、
転職目的を果たせただろうか、
環境が合っているか、と気になっているわけでございます。

今日は、ある企業の担当者が帰りに声をかけてくれました。


「今日、T社に行ってきましたよ。
相変わらず、環境がとてもいいらしいよ。」

聞くと、以前よりも、またさらに環境が良くなっているようで、
従業員の皆さんは、本当に居心地が良いのだそうです。

「I さんも元気でやっているそうですよ。」

絵文字

そう、I さんは春に入社された方。
そろそろ半年が経過します。

そうですか、安心しました・・・。

何でも、当社からご紹介させていただいた方々の中から、
この5年間くらいで2名の離職が出たようです。

1名はよりスキルアップできる環境へ、
ということで更にプラスの転職をされました。

もう1名の方は入社以前から患っていらっしゃった持病があり、
少しでも環境の整ったところを意図的に探されたのですが、
どうしても完治せず、やむを得ずの退職だったそうです。

それ以外の方は、誰一人、辞めずに
頑張っていらっしゃるとうかがい、嬉しかったです。

この会社は20年以上続くシステム開発会社です。
規模は300名程度。
退職者は年に2名程度。

開発会社の人事をやっていらっしゃる方ならばおわかりになると思いますが、
こういった開発会社でこの離職率はあっぱれ以外の何者でもありません。

この驚異の定着率はどこから来ているのでしょうか。

できる限りの自社開発、
社員を大切にする社風、
地道に堅実に歩む姿勢、
こだわった仕事をしてきた結果が、今のこのT社の姿なのだと、
つくづく感じさせられました。

さらにこの定着率の秘訣を、
分析してみたいものです。