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キャリアデザイナーのカウンセリング日記 より / 肩の力を抜いて・・・

~2006.7.1~ 肩の力を抜いて・・・

先日、カウンセリングをさせいただいた方は、25歳とまだお若い方でした。

しかし、人生を真剣に考え、これから先のプランをしっかりたてたい、と、
ご相談にいらっしゃいました。

非常に勉強熱心な方で、またチャレンジ意欲も強い。

仕事に必要なものは学び、それ以外にも、
心理学など、営業や人とのコミュニケーションなどに役立ちそうなものを学び、
と日々忙しい状態。

更に、人の役にたちたいと、今度はマッサージの勉強をして、
職場内で、PC作業で疲れた方の肩をもんであげたい・・・とまで。

しかし、どれだけ頑張っても、
満足度を得られない状態になっているようでした。

今回、私がこの方に対して感じたこと、それは

「頑張りすぎている」

という事でした。

あれが足りない、コレが足りない、と、
必死になってそれを補充しようと、頑張っているのですが、
日々、新しいこと、様々な事があり、勉強した事以上の事柄がどんどん起こる。

この繰り返しにジレンマを起こしていらっしゃると感じました。

そこで、

「肩の力を抜いて、自然体で考えましょう。」


というご提案をさせていただきました。

人の実力や、最高のヒラメキ ひらめき電球 というのは、
究極のリラックス状態から生まれる事が多いと私は思っています。

(あーだから、私はいざという時に、勝負弱いわけですね。笑)

肩に力が入っていては、
どれだけ良い知識を得ても、どれだけ人の為にと頑張っても、
空回りしている感じから、おそらく離れられないでしょう。。。

逆に自然に、人を気遣うことができれば、
無理に心理学を勉強しなくったって、本音で語ってもらえるし、
肩なんてもまなくても、自然な心遣いをもらったというだけで癒される。

そんなものです。

世の中の、頑張りすぎている皆さん、
少しだけ、肩の力を抜いてみましょうよ。