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キャリアデザイナーのカウンセリング日記 より / 起業という選択

~2006.05.01~ 起業という選択

求職者の方が、御礼にお越しになられました。
わざわざ御来社いただいて、
大変恐縮でございます。 m(_ _ )mペコリ

実は、この方は、
私のご紹介した企業に入社されたわけではなく、
熟考の上、ご自身で事業を立ち上げる事にしたのだそうです。

ですから、御礼なんてとんでもないのですが、
義理堅い方で、
今日は近くで打合せがあったのでと、御来社されました。


私も、この仕事をしていて、
『自分で事業を起こすことにしました』
という方にたくさんお会いしてきました。
その後、順調に行っていらっしゃる方もあれば、
厳しい現実を突きつけられ、
再度エントリーにお越しになられる方もあります。

よくあるパターンが、友人との立上とか、
今行っている仕事の延長線、
という形のものですが、
意外にも家業を継ぐといったお話は少ないんですね・・・。

今回、その方のはじめる事業は、
今行っている仕事の延長線上。

お話をしていて思ったのですが、
大成功するかどうかは別として、
恐らく順調に行くのではないかと感じました。

それは、
時代を先取りしているが、既に流行の兆しにあり、
早すぎるという事がない、という点と、
財力のある支援者が軒並み、自ら立候補していらっしゃる点、
そして業界、将来性、会社の内情、市場、全てのリサーチを
きちんと行ってから決断していらっしゃったという点でした。

前準備が非常によく出来ているのです。

また、
『きっかけはお声がかかったから』
という事ではじめる方が多いのに比べ、
この方が自ら起業を考えたという点も、志が違うと感じました。
パートナーである相手に対して、
最初からギブアンドテイクではなく、
ある程度のリスクを背負う覚悟をしていらっしゃるんですって!

並々ならぬ信念を感じさせられたのでした。

是非頑張っていただきたいと思います。
応援しております。

さて、日本ではいよいよ新会社法が施行されますよね。


こうなると、今迄チャンスを狙っていた多くの野心家達が、
こぞって会社を設立する事になるかもしれない、、、

恐らく、今迄以上に、
求職者の皆さんの中にも、
転職と独立との両面から検討される方も増えてくるでしょう。

そして、私達の仕事においても、
カウンセリング内容の改善が必要となり、
新たなる勉強をしなければならなそうです。

追いていかれないよう、努力し続けなければなりません。

時代は常に流れています。
そこで、常に飛躍できる人が、
最後にきっと勝てる人なんでしょうね。

人生はいつまでたっても、楽にならないものなんですねぇ。。。