Q.先日、入社して10日ばかりの会社を退社。こんなに短くても、履歴書に書かなければならないのですか?


A.まず確認をしましょう。

入社から1週間から10日程度ですと、保険手続きなどもまだ完了していない場合もあります。
保険が発生していなければ、記載しなくてOKです。

ただ、保険手続きが既に成されていて、短期で退職してしまった場合ですが、
この場合、理由は大半が「入社前と話が違う！！」というパターンです。
ですから、履歴書に記載しなければならなくなってしまった場合には、
「提示された内容と現実の***の乖離により」という表現をとるのがベストです。
決して自己都合ではありませんから・・・。

***には、業務内容や処遇、条件などがあてはまります。

参考にして見て下さい。



Q.転職する時期はいつが良いのでしょうか?


A.転職時期は「自分がベストと思う時期」ということになります。
ただ、その中でも、求人案件の多い時期や、少ない時期、自分自身がもっとも輝いている時期など、色々な選択肢があります。

1.年度の変わり目
新年度は新案件が出てくる時期です。
今までなかった案件が、事業計画に基づき、新たに出てくるチャンスですから、情報を集めるべき時期です。
1月、4月、会社によっては6月決算のところもありますので、7月、外資系ならば9月です。

2.新卒採用が終わった頃
7月以降になると、一息落ち着くので、今度は中途採用に力が入り始めます。

3.ボーナス時期

4.年齢
20代後半から、30代半ばまでは特に案件も多いです。
でも、年齢とスキルのバランスがとれているかどうかによっては、年齢は関係ありません。
若手を教育する人材も足りていません。
とくにバブル崩壊によって、採用をひかえた世代の40代後半くらいの方は今でも不足しています。
ですから、マネージメント能力や教育のできる方であれば、それは売りになります。

5.業界の景気が良い時

6.業界が採用難の時
人がとれない、となれば、より良い条件で採用してもらえるチャンスもあります。

でも、どんなチャンスも、自分自身が思い切る勇気がないと、タイミングを逃すことになります。
そのタイミングを見極めることができるかどうかが、転職を成功させるタイミングとなるでしょう。



こんな時は必ずご相談下さい。


▼環境の変化は、誰でも辛い・・・
転職後、数日から半年位の間で、
「こんなはずではなかった」
「本当にここでやっていけるのだろうか」
と悩む方は多いものです。
そんな時は、一人で悩んだり、焦って結論を出さない様にして下さい。

◆トラブル1.入社前と話が違う

給与面、ポジション、業務内容など、提示されたものとは全く違う場合、
原因の追究とともに、雇用者と改善策を一緒に見つけていくのが先決です。

◆トラブル2.設備やシステムの問題

社内設備などに大きな問題があり、体調や業務に影響が出るなど、新しい職場では入ってからわかる問題点も
出てくる場合があります。

どうすれば対応できるか、状況によっては、身体の事を第一に考えて、
別の職場を探す等の対応を検討する事も必要です。

◆トラブル3.社風やいじめ

人間関係で悩む方は多いものです。

今後どの様に対応していけば改善できるのか、次の職場を探すにしても、どういう所を選んだ方が良いのか、
いきさつをうかがう事で見えてくるものがたくさんあります。
一人で考えこんで、結論を急いでしまう傾向がありますが、そういう時こそ、慎重に考えてみましょう。
時には、信頼できる人に話しをするのは大切。

ただし、厳しい意見もきちんと取り入れる姿勢がなければ意味がありません。

◎同じ問題を繰り返してはいけません。
問題を明確にし、解決へ導く努力をする事で、次こそ自分に合う企業を見つける事が出来るはずです。